回復期リハビリテーション病棟(病床数 50床)
病棟の概要
脳神経疾患(主に脳卒中)を中心に、運動器疾患、その他神経疾患の患者さんもいらっしゃいます。症状としては、麻痺・高次脳機能障害・嚥下障害・失語症・排泄障害などがあり、患者様ご家族様の生活の再構築に向けた看護・リハビリを提供しています。
リハビリテーション科医は常勤で4名。急性期部門との円滑な連携で”早期”に専門性高いリハビリテーション実施を行うことで、70日程度の入院期間で、90%前後の在宅復帰率を達成しています。
当院内で超急性期から回復期・維持期まで、患者さん・ご家族支援をできるところがポイントです。私たちの提供する医療が生活の一部となるよう、チーム一眼となり援助しています。
業務内容
・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に加え、臨床心理士による面談や管理栄養士による栄養指導、薬剤師による薬剤指導も実施
・試験的な外出泊、家屋訪問の実施
・CI療法、IVES、装具作成、運転評価など
・VF、VE、ウロダイナミクス
・全身状態の管理をはじめ、日常生活の援助(食事・排泄・移動など)をメインとした看護の提供
・職種別のリハビリに加え、病棟の看護師や看護補助者との追加リハビリを実施
・回復期リハビリテーション病棟協会が定める、ケアの10項目宣言を意識した看護
・排泄や移動手段、食事提供など、必要な生活介護についての指導
・患者さんへの服薬指導、血圧管理などの生活指導の実施
・カンファレンスによる患者支援、他職種での情報共有
・臨床心理士による面談や管理栄養士による栄養指導、薬剤師による薬剤指導を提供
・週1回、NSTメンバーによるミールラウンド
・リスクチームによるリスクラウンド
・退院支援チームによる患者支援MTG
・週1回、薬剤回診
など