地域包括ケア病棟
病棟の概要
地域包括ケア病棟は、当院が目指す「地域包括ケアシステム」構築の一環として2016年に開設しました。
急性期の治療を終えた患者さんの受け入れに加え、地域のかかりつけ医の先生と連携し、在宅療養中に状態が悪化した患者さんや、難病患者さんのレスパイト入院などを受け入れています。
それぞれの患者さんに合った在宅復帰に向けて、主治医、看護師、専従のリハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者(医療相談員)等が協力して、効率的に患者さんのリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。入院期間は60日までとなっており、それまでに患者さんの状態及び在宅サービスを整えていきます。
入院している患者さん
・急性期病院(病棟)での治療後、在宅復帰を目指したリハビリテーションが必要な方。
・急性期病院(病棟)での治療後、退院までに自宅(施設)の環境を整える時間が必要な方。
・急性期病院(病棟)での治療後、もう少し入院による経過観察が必要な方。
・在宅や施設で療養しているが、病態の進行や身体的機能の低下により、自宅環境の整備を必要とし、そのための「レスパイト入院」を希望される方。
・その他、在宅や施設で療養しているが、怪我や病態の進行等で治療入院・検査入院を必要とされる方。