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トップページ > 教育・研究 > 看護師特定行為研修の概要

特定行為研修センターについて

ご挨拶

我が国は、世界に類を見ない超高齢多死社会を迎えており、今後も少子高齢化が一層進むと予想されています。これに伴い、慢性疾患や認知症を抱える高齢者が急増し、医療においても「治し、支える」ニーズがますます高まっています。
急性期治療にとどまらず、回復期、生活期、そして在宅医療に至るまで、看護の提供内容は患者の回復と生活の質(QOL)の向上に大きな影響を与えます。その中で、質の高い看護を実現する原動力となるのが、特定行為研修を修了した看護師であると私たちは考えています。
当院の特定行為研修センターは、特定行為研修を通じて、福山地域全体の看護の質向上に貢献することを大きな目標としています。また、医師の偏在などの課題に対応し、医師の業務負担を軽減するためにも、特定行為研修を修了した看護師とのタスクシェア・タスクシフトの推進が重要だと考えています。
特定行為研修を通じて、より専門性の高い視点から看護を提供できる看護師が増えることで、他の看護師のロールモデルとなり、専門職として自立した看護師の育成につながることを期待しています。

理事長

特定行為研修の様子とインタビュー

◆ 研修の様子
特定行為研修の様子
第1期生の研修風景
特定行為研修の様子
第2期生の研修風景
特定行為研修の様子
第2期生の研修風景
特定行為研修の様子
第3期生の研修風景
◆ 研修生インタビュー
特定行為受講理由

大田記念病院に勤務して10年以上経ち、幅広い症例を経験させていただきました。その中で自己のスキル不足や関連職種との連携不足から困難症例に対処できず、内心もどかしい思いをすることがありました。また多くの同僚や後輩とともに働く中で、より専門的な知識での看護や後輩への指導をしていきたいと考えていました。その中で特定行為について耳にし、自病院で研修ができる機会があると知り、研修を受けてみたいと受講志願しました。

研修終了後の目的

特定行為研修では専門区分別科目での学習とは別に解剖生理から病気の推論方法、フィジカルアセスメントの仕方など医療の基礎的な知識を深く幅広く学習できます。
より専門的な視点から患者の病態を理解し、医師と連携を図り、高水準での看護・医療を提供していきたいです。現在急性期病棟で勤務しており、動脈血液ガス分析分野での特定行為実践を行う機会が多いため、患者の異常の早期発見や治療の協力に尽力していきたいです。また得た知識を同僚や後輩への指導に活かし、病棟内の看護水準の向上を目指していきたいです。

研修生

Kさん

◆ 研修修了生インタビュー
特定行為研修の受講を希望したのは何故ですか

現在、SCU病棟でチーフという立場からスタッフ教育に携わっています。 特定行為研修の受講のきっかけは、まずは自分自身の知識やアセスメント能力の向上を図り、根拠のある教育ができるようになりたいと考えたためです。

受講後、どんな変化がありますか

実際に研修を修了し、少なくとも以前より患者さんの病態についてアセスメントする習慣が身についたと実感しており、自信につなげることができました。

特定行為の実践で困ることはありますか

特定行為の実践においては、メンター制度を導入していただき、安心して取り組むことができています。

今後の目標を教えてください

今後は病院全体で、より質の高い看護を患者さんやご家族に提供できるよう、研修での学びをスタッフ教育に役立てていきたいと考えています。

研修生

Kさん
2024年特定行為研修修了
・栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
・動脈血液ガス分析関連

令和7年度募集

◆ 募集時期と研修期間

・募集時期:1回/年
・研修期間:原則1年(12ヶ月)とし、10月開始、翌年の9月修了とします。

◆ 研修内容と時間数

共通科目 250時間

共通科目名 時間数
臨床病態生理学 30時間
臨床推論 45時間
フィジカルアセスメント 45時間
臨床薬理学 45時間
疾病・臨床病態概論 40時間
医療安全学/特定行為実践 45時間

*時間数には、筆記試験時間を含みます。

区分別科目

区分No. 特定行為区分 時間数
1 栄養に係るカテーテル管理
(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
10時間
(5症例)
1 動脈血液ガス分析関連 16時間
(5症例)
1 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 17時間
(5症例)
1 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 17時間
(5症例)

*時間数には、筆記試験時間を含みます。
区分別科目を履修するためには、共通科目の全科目に合格していることが必要です。

◆ 受講費用(税込み)

①受講審査料     20,000円
②共通科目受講料   400,000円
③区分別科目受講料

区分別科目名 金額
栄養に係るカテーテル管理
(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
70,000円
動脈血液ガス分析関連 70,000円
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 50,000円
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 50,000円

*院内・院外同一金額
 ・演習・実習費は、受講料に含まれます。
 ・共通科目免除の場合は、区分別科目受講料のみとなります。
*納入及び納入金の還付
 ・受講料等を所定の期日までに納入しなければ、入講が許可されません。
 ・既に納入した納入金は、原則として返還しません。

募集要項

願書ダウンロード

研修会場

〒720-0825 広島県福山市沖野上町3-5-31
脳神経センター大田記念病院 看護師特定行為研修センター

大田記念病院

■バスでお越しの場合
JR福山駅前の④番乗り場より、中国バスにご乗車ください。
「川口経由卸町」 または「川口経由車庫前行き」に乗り、「沖野上三丁目」バス停で降りてください。

■タクシーでお越しの場合
「脳神経センター大田記念病院まで」とお伝えください