複雑なイメージの脳ですが、実は非常にシンプル。
リスクを予測する力と観察力が身につきます。
脳卒中をはじめとする脳神経疾患は、出血や梗塞の場所によって現れる症状が決まっています。 勉強会や臨床現場で多くの症例に接し、脳梗塞の場所・状態と麻痺の症状が結びつくようになると理解がぐんと進むので、 想像よりも難しくないことを実感してもらえると思います。「脳のCT画像を地図のように読み取り、 リスクを予測して看護ができるようになると面白い」と多くの看護師たちが言います。 脳神経疾患の急性期は、患者さんの予後を左右する一番重要な時期です。リスクを予測し、 少しの異常も察知できる観察力こそ、看護師に求められる大切なスキル。 どの分野にいっても通用する“すべての看護の基本となる観察能力”を身につけることができると言われています。