患者さんのために主体的に考え、
広い視野で看護を実践できる看護師に。
そのための環境づくりに力を入れています。
脳神経センター 大田記念病院
看護部 長谷川 理香
高度化・多様化する医療ニーズに対応するべく看護部の組織改革を担うため、2013年に大田記念病院へ。豊富な経験を活かして、固定チームナーシングの導入をはじめ、教育体制や目標管理システムの整備に取り組んでいる。
脳神経センター大田記念病院は、脳卒中の分野で年間 1,200件以上の治療を行っており、多くの症例数・手術件数を誇る、国内でもトップクラスの治療レベルにある専門病院です。地域の病院でありながら、全国から患者さんが訪れる病院として存在感を増す中、その実力にふさわしい病院を目指して、看護部の新しい組織づくりを任されています。現在、大田記念病院の看護師は、患者さんの生命や予後に直結した看護に取り組むことで専門性を磨き、自律性と高い看護力を発揮してチーム医療の一員として活躍しています。脳卒中看護では、観察力が何よりも問われるため、そのやりがいは大きく、高い看護力を身につけられる環境にあります。また、チーム医療も十分に機能しており、指示されて動くのではなく、自分たちでディスカッションして進めていく自律性も備えています。こうした強みをさらに活かし、一歩も二歩も前進していくために、看護部としての環境づくりを進めているところです。
看護体制を固定チームナーシングに変更したのもその一つです。より責任感を持って患者さんと向き合い、みんなで患者さんのために看護実践ができる環境を整えました。さらに、看護師たちが目標を持って高いスキルを積み重ねていくことができる、新しい教育体制や目標管理システムの導入も進めています。職場の満足度が高まれば、それだけいい看護・いい仕事へとつながっていきます。視野も広がることでしょう。脳神経センター 大田記念病院には、優れた判断力と高いスキルが育つ環境があります。患者さんとしっかりと向き合うことで高い看護力を発揮し、入院時から退院に向けた支援を意識して実践できれば、今まで以上の達成感が味わえるはずです。全国でもトップレベルの看護サービスの提供を実現していくためにも、あらゆる面で標準化を進め、看護のやりがいが追求できる環境をしっかりと創り上げていきたいですね。看護師みんなでよりよい看護を考えて実践できる、そんな看護部を一緒に目指していきましょう。
「あなたへ、あたたかな、おもいやり。」
この言葉は、脳神経センター 大田記念病院 看護部の新しいスローガンです。患者さんやご家族はもちろん、看護師をはじめ、医療チームのスタッフ、地域の医療従事者まで、つながりあうすべての人に対して誠実でありたいという思いが込められています。誠実さを持って「ホスピタリティ精神」あふれる看護に取り組み、国内でもトップクラスの脳卒中専門病院にふさわしい、最高水準の看護サービスを提供できる病院へ。私たちは変化を恐れず、先進的な看護の実現に向けて努力と挑戦を続けていきます。
私たち脳神経センター大田記念病院看護部は、つながりあうすべての人に誠実であり、「ホスピタリティ精神」あふれる最高水準の看護サービスを目指します。
そして、人々から「先進的」と認められる存在になれるよう、変化を恐れず、常に努力し、挑戦し続けます。
あなたへ、あたたかな、おもいやり。